こんにちは、校長の輪島貴史です
昨年の夏からプロ野球にはまっています
球技は一切できない僕ですが
野球とサッカーはTV中継で見ていましたので、わかります
ルールも理解できるし、選手の名前とか、そのスポーツ文化もわかります
想えば現役時代は、リアルタイムでスポーツ観戦をする時間なんてありませんでした
TVはもちろん、現地に行くなんてとてもとても
試合のあるナイトゲームの時間帯は
週6でリハーサルか打ち合わせか、稽古か本番か、レッスン指導でした
この時間は選手にも監督にとってもゴールデンタイムなんです
ここで稼がなくてどこで稼ぐんですか!生活かかってますので!
プライベートタイムは早くて22時から、遅くて24時以降でした
でも最近は時間に余裕ができてきたのです
40歳過ぎたオジサンが、若手に交るのは良い部分もありますが、弊害もあります
若手は若手同士で気軽に語り合い、報告、相談、悩み話、自慢話、なんでも世間話でコミュニケーションを取り、経験を得ていきます
そこに40歳を過ぎたオジサンが居るのは明らかに邪魔なんです
居るのは弊害です、僕は老害になりたくないので
求められない以上はこちらから意見しないようにしていますが
それだけでは不十分です
老害になりたくなければ、「いるだけで邪魔」くらいに思っておかないとあきまへん
最初に顔を見せて皆が元気である事を確認したら、皆に任せてサッと戻る
元気そうでなければ声をかけて話を聞き、環境の改善を考える
お金で解決できるのが一番いいです
設備を増やすのか、人手を増やすのか、お給料を増やすのか
相手が求める前に、お金を出して解決に導きます
それがお金で解決できない事であれば、その分自分が働く
体を使うのか、言葉を使うのか、心を使うのか、どちらにせよそこに時間を使います
で、そんな風にしていたら、ありがたい事に時間が増えました
いい事だと思います
僕が忙しいって事は「お金では解決できない問題がある」って事ですから
おかげ様で時間に余裕できました、暇が増えました
その結果、野球です
野球観戦です
子供の頃、TVが主流だった時代に活躍していた選手が、今はなんとコーチ、監督なんですよ
聞いた事のある選手が監督です
そこに親近感がわきまして、中野駅から電車で10分の神宮球場に行きました
いやもう、ハマりましたね
野球そのものの面白さというよりも、まずは選手が皆20代であるという事
30代がベテランであるという事
そう、みんな僕よりも年下なんです
若い子達が、かつては高校球児だった子達が、今では夢をかなえてプロ野球選手になったんだと思うとなんかウルっときまして
神宮球場はヤクルトスワローズの本拠地という事で、ホームチームを応援しようと
外野スタンドのベンチからヤクルトを心で応援していたら6回の表で気付きました
そのスタンドで歌われる応援歌が「横浜!横浜!」だという事に
はい、ずっとヤクルトの応援席だと思ってたら、横浜ベイスターズ側でした
ホームはライト側、アウェイはレフト側なんですね
僕はレフト側に座っていたのです
そんな事も知らなかったくらいの野球観戦なんですが
ここからが本題です
プロ野球選手って、高卒の18歳からなれますよね
その次は大卒で22歳からですが
最短で18歳でプロ野球選手になれるわけですが
みんな、小学生の頃からやってたんだすよね
中学から始めてプロになるのは珍しいそうです
皆、小学生の頃から野球小僧だったわけです
18歳とはいえ、10年選手ですよ
10年ですよ、10年
そして、昔は高卒ルーキーで1軍の試合に出る事はザラにありましたが
現在ではそういったケースは珍しく、最初の1~2年は2軍か、控え選手です
レギュラーに定着するのは23歳、活躍して有名になるのは25歳です
そう考えたら、主戦力となるには15年もかかってるんですよ
15年ですよ、15年
そう考えたら、僕のスタントマンとしての現役時代も、同じなんです
高校1年の終わりに地元でスーツアクターになり、卒業後はプロになったけど
それでも経歴は3年に満たないわけです
役は下っ端で、ほとんどの時間は練習と雑用です
27歳の頃には芸能人の代わりにバク転していましたが、そこで10-年です
10年でやっとレギュラーです
でもそれは2部リーグでの事みたいなもので
僕が出ていた映画はどれもTSUTAYAには並んでいますが、「金曜ロードショー」で地上波放送されたものではありません
作品を上か下かでは考えませんが、視聴率や興行収入的な数字だけで見れば
僕が出ていた作品は2部リーグでの活躍であり、1部リーグでの事ではないわけです
そして、30歳を超えて15年選手になった頃には、もう現場に立つよりもコーチ、監督側になっていたわけです
そう考えた時に、再認識しました
重複しますが、プロってみんな始めてから10年やってるんですよね
体操選手もそうだし、陸上選手も、駅伝選手も、ずっと走ってきたわけです
バレーも地上波では世界選手権をやってます
バレーや陸上は中学生での部活からがスタートかもしれませんが
野球、サッカーなどは小学生からです
芸術ではプロの演奏者も小学生からです
クラシック系は皆小学生からですよね
みんな、みーんな、それが仕事になるのに10年かかっているんですよね
そしたらですね、ここからが話の趣旨なんですが
芸能側で監督、コーチをやっていると
若手の役者さんとかは、ほとんどが1~3年目の選手なんです
高卒で初めてこの世界に入ってきます
養成所や専門学校もありますが、2年が通常です
なので、芸能専門学校卒業でも3年目で初めて現場に出て、それでもたったの3年です
高卒で始めたらプロとして現場で使えるようになる10年目で28歳ですよ
主戦力として最前線で活躍するには15年かかるなら33歳からが本当の闘いです
でも、若手の役者さんって、3~5年周期で辞めていきます、引退します
理由は「生活ができないから」なんです
みんな辞めていく理由はコレです「生活できないから」なんです
野球でいえば、10歳で野球を始めたとして中学生の終わりくらいに
「このままじゃ生活できないから」といって辞めませんよね
そりゃそうだろって話です
3~5年で何が出来るんですか
素人から見れば、試合は成立するので大したもんだと思いますが
プロというのはそんなもんじゃありません
プロ野球選手の投げる球は、もうレーザビームです
あんなのをノーモーションでスナイパーみたいに狙われたらかわせません!
それを打ってスタンドまで運ぶんですよ
ヤクルト側だと思って横浜側のスタンドにいる僕の場所までそのボールが飛ぶんですよ
そんな威力を3~5年で、中学生に出せるわけないじゃないですか
(松井秀喜選手はそうだったらしいですが例外です)
だからどんな世界でも
「プロとして生活ができるようになるには10年かかる」って思っておけばいいんですよね
3~5年でプロが成立する世界もありますが
そんな事をいったら世間の一般職も、その仕事のプロじゃないですか
1年目からお給料をもらえますが、それは単純に労働基準法という法律に守られているだです
18歳~22歳の1年目の社会人は戦力にはなりませんので、会社が保証してくれているだけです
実際は会社にとっては赤字なんですが、3年後、5年後、10年後に主戦力になる事を見越してお給料という名の投資をしてくれているんですよね
それで10年が経ち、戦力になった28歳の人が転職するのであれば、それは「移籍」ですから会社も「即戦力」として採用するわけですよね
そう考えたらどんな世界も「生活していく」のであれば一緒なんですよね
それをプロ野球観戦で再認識しました
そこで、父兄の皆さん
ここからが本題の本題です
僕がここで本題で話す理由は「体操教室の広告」なわけですから
これが監督、運営の仕事です!
もし小学生のお子さんが、クラシックの芸術や(ピアノ等)
野球やサッカーをしているのなら、もうそれでいいわけです
10年後、18歳で成人するまで続けていれば、プロとして通用するスキルは持っているわけです
もちろん厳しい世界ですので、プロにはなれなかったにしても
「最低水準のスキル」はもっているわけです
TV番組の芸能人格付けで、AとBを比べても、芸能人も視聴者も間違えますよ。
そのくらいのスキルがあるわけですから、そのスキル、経験、精神は社会人1年目でも戦力として役立ちます
一人で仕事を任せてもらえるまでも、出世も早いと思います
でもまだ特定の習い事をしていない場合、お子さん自身にこれをやりたいという物がない場合は、体操をご検討ください
バク転とまではいかなくても、逆立ち、逆上がりを続けるだけで基礎体力、筋力は身に付きます。
逆立ちも逆上がりも奥が深いです
世間の逆上がりは「逆手」です。それが普通ですが、うちは「順手」です。
逆手でしかできない逆上がりは、できるうちには入りません
うちの基準はそこです。
できた後は、勢い無し、ノーモーションでの逆上がりです
同様にノーモーションの逆立ちもあります。
これは5年間野球をやっていても最初はできないくらいです
うちのバク転ができる子達はノーモーションでの逆上がり、逆立ちが当たり前に出来ます
そういう教育カリキュラムを組んでいます
ここまでが出来るようになれば、中学生部活から正式に始めてもプロやオリンピックを目指せる競技(陸上、バレーなど)を始めても
必要な筋力、柔軟性は全てついています、柔軟性に至ってはおそらく№1ですので
ある意味3~5年で別競技に『移籍』というくらいに、基礎体力を活かす事ができます
やはりそういった培ったものがなく社会に出ると、1年目が本当の1年目であり
社会の戦力になるまでに10年以上かかってしまいます
そういった理由から、習い事はとても大事だと思います
人生のアドバンテージを取るなら、小学生から「プロの指導する教育」は必須です
体操の薦めは以上となりますが
プロ野球観戦にハマった話から、ちゃっかり教室の勧誘にまで持っていくのは
老害ではなく年の功です(笑)
こうやって入ってきたお金で、設備を充実させ、人手を増やし、先生のお給料を増やします
その結果、僕にはさらに時間が出来てプロ野球観戦が出来るようになり
今週も神宮球場か東京ドームかベルーナドームかマリンスタジアムか横浜スタジアムに足を運んでいる事でしょう★
もちろん日・月・火は体操教室なので、その曜日だけは老害にならないように、隅から見守り、必要な時は体を張り続けます