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外部施設への出張レッスンが始まりました

こんにちは校長の輪島です
昨今ではSNSの普及により、どのジャンルのスクールも、YouTubeやインスタグラムでの講座紹介が主流である気がします
なので、ブログの需要がどのくらいあるのか正直分からないため、気が付いたら放置になりがちなんですが

うちは大手と比べて環境が「普通」なので、いわゆる『映える(ばえる)』宣伝は、かなわないんですよね
駅前一等地で大きなスタジオ、最新の設備で、充実の講師陣!みたいな宣伝はとてもとても

でも、開業時からお伝えしているように、うちはほぼマンツーマンで、練習中の順番待ちがなく、
オーダーメイド式のレッスンになります

例としましては
・体が硬いのでストレッチを多めに
・チアダンスをしているので、ロンダートやバク転の練習を多くする
・運動が苦手なので、鉄棒や逆立ちをしっかり出来るように

など、グループレッスンでは出来ないメリットがあります

長く通ってくれる父兄の方でも
「以前は大手に通っていたけど、おっしゃる通りグループレッスンで順番待ちや個別練習時間がないので、うちの子は半年通っても成果が出なかった」
という方がいらっしゃいます

大手は大手の良さもありますが
僕らのような私塾を開く先生達は、そういった大手には出来ない個別の取り組みをして、なんとか生き残ってますね
(いやもう、税金やらなんやらで厳しい世の中になりましたね)

また、このブログを見たから、あえて大手には行かずに、最初からうちで決めてくれた方々もいらっしゃるので、
ブログの更新は、生存確認というか定期報告として季節ごとに継続していきたい所存です。

さて、今日の報告は
今年度より「行政からの体操指導依頼」があり、私も若手講師陣も、教室の外へ飛び出し出張授業をしております

これ、ずっと報告したかったのですが、施設というのは
「児童福祉施設」になります

まあ福祉施設というと、保育園もそうだし、図書館もそれになりますよね
でも詳しくは言えないんですね

その中には「児童養護施設」も含まれておりますので
家庭の都合で施設で生活している子供達にも教えに行っております

子供たちのプライバシーや安全もあるので
「都内の施設」に教えて行っている

ここまでしか言えないのですが
今このタイミングで報告はできるようになりました。

もう今年度から毎週毎週、その授業専用のカリキュラムを作ったり、それを講師陣が実行してくれたり
あと「パワフルやヤンチャな年頃の中高生男子」の子たちも施設にいますので
そんなガキ共を相手にするのは、若手の先生には荷が重いので、僕が直接対応してます
そのガキ共に毎週「話を聞け!」「目を見て話せコノヤロー!」と、10年前に戻ったかのような感覚で
熱血先生が戻ってきた次第です(笑)

いやはや、やんちゃなガキ共の指導は大変ですね

でも、本当に、充実しているといったら怒られてしまいますが
必要とされるのは嬉しい事です
5年後、10年後に、そのやんちゃなガキ共が、このブログを見る事があった時に
「俺達の事、ガキ共って言われてる!」とびっくりしないように、

ここで弁解しておきますね
愛を持って、親しみをこめて、ここではそう呼ばせてもらってます

もちろん、現地では「〇〇君」「〇〇さん」と呼んでますよ。

さてさて、まあ、そのような感じで
いつもの体操教室は変わらずやってますが

そんな出張授業が入ったので、講師陣はほぼ毎日、体操レッスンとなった次第です

こういった行政からの依頼で施設へ指導できるのも
うちに通ってくれる皆様のおかげでもあります

なぜならば、行政からの仕事は、報酬が充実しているわけではないので
それを「生業」とするにはさすがに足りません
若者が一人で暮らしていく分くらいはありますが、家庭を持てる程ではありません
それだけの収入で子供を養っていくなんて、とてもとても…といった金額なので

なり手が少ないんですね
せっかくの先生も翌年には辞めちゃったりするそうなので

施設も先生も、大変ですよね

また、熱血先生の話をしましたが
今の時代、そんな先生は稀ですし、いても、どんなキーワードが問題となってクビになるか分からないので、
指導や伝え方にも制限がかかり、現場の職員さんや外部講師も大変です

またさらに、ずっと専門の訓練を受けたスポーツ講師がそこに出向いた時に
施設の子たちは、全員が全員「自ら受けたい授業」であるわけではありません

集中できない子、話を聞けない子
なんなら関係の無い事で、生徒同士での言い合いで、すねちゃったり、喧嘩になったりするので

専門の講師は「話を聞いてくれないなら、これ以上は教えられない」となり
翌年からは離れてしまったりするのが現状らしいです

まあ、そこまでいけば、学校教員も、保育士さんも、介護士さんも、福祉に携わる方々はそうだと思いますが

うちは、そんなお仕事に携われる事になりました

そういった役目を仰せつかるのは光栄であり、誉であると思っているので
ボランティアとしてやっています
個人では大変でも、組織であればなんとかなります
先生の休日とか、うまくやりくりしながら采配してます

ボランティアといいましたが、それは僕だけです
僕以外の若手の先生には、うちの授業と変わらぬ額の報酬を出しているので
そこからの報酬だけでは足りませんので

このAOA体操スクールの利益だったり、
僕が撮影や舞台の現場で演出指導したお金も使っていますので

それができるのも
うちに通って下さる皆様のおかげでもあるんです

なので
AOA体操スクールに通って頂ける=そのお金の一部が児童福祉に使われる

と思ってください

通う事が、ある種の「ボランティア募金」になっているようなものです

以上
いろんな方々のおかげで、社会貢献させて頂けております
今回は、そのお礼と報告をさせて頂きました

 

輪島貴史

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