コロナ対策は大切ですがマスク等の行き過ぎた対策によって、子供の教育に制限がかかる事は
以前からブログでも言っておりましたが、今日は検温について語らせて頂きます
これは何の話かというと
「みんなやってるから」「前からこうだから」
という考え方は本当に危険で、そういう考え方の人のそばにいると事故に合います
防げたはずの事故に巻き込まれてしまう可能性があります
その一つに「検温」があります
接触を防ぎ、かつ、迅速に行える検温機として、ガンタイプの体温計があります
お店の入口で店員さんが計ってくれるのは今では日常光景ですが
なんのためらいも無しに、さも当然のごとく、ガンタイプのものを
「はい検温失礼しまーす」といって、他人のおでこに当て、引き金を引くかのようにボタンを押すのは、「異常な光景」です
僕はもう、それについては最初から「人として非常識な行動」としか思っておりませんので、
それをされそうになると、距離をとって、手首を差し出します
そもそも、おでこに当てると口元が近くなるので、飛沫感染の可能性が高くなりませんか?
離れて手首を差し出した方が、互いに距離を取れるので、そちらの方がコロナ感染予防対策になるはずです
そんなガンタイプの検温機、誰が考えて、誰が認証したのでしょうか
多くの大人が関わっているのであれば、どこかで誰かが
「さすがにおでこに当てるのはよくないのでは?」と考えなかったのでしょうか
コロナというか、人は命に関わる事に直面すると、本当に人としての冷静な考えをも失わせてしまいますね
人権を配慮して、「その表現は避けよう」というケースはいっぱいあります
TVバラエティーや演劇の表現でも「食べ物を粗末に扱うのはよくないよね」とか
子供が真似しないように「危険な行為を子供の前でするのはやめよう」「する場合は保護者も交えて十分な説明を」とか
仮に球が入っていなくても「モデルガンを人に向けるのはやめましょう」とかがあるのであれば、
例えそれが、体のどの部分でも図れる検温機でも「人のおでこに当てるのはやめましょう」
と、誰か言わないのでしょうか、店員さんは考えないのでしょうか、店長さんは考えないのでしょうか
若い店員さんは、ちゃんと言われたら気付きます
なら、そのお店の店長さんが、その事に気付いてないのだと思います
「みんなやってるから」「前からこうだから」という考え方は本当に危険で、そういう考え方の人のそばにいると事故に合います
それが火災かもしれませんし、地震かもしれませんし、強盗かもしれませんし、荷崩れかもしれません
リーダーが、ただマニュアルに書かれているからと
「みんなやってるから」「前からこうだから」という考えていると、誰かが被害を被る時があるのです
その検温についてで、「ガンタイプ検温機のおでこ問題」と、もう一つ
身内でもなければ医者でもない男性が、女性の体温を知れる状態というのも異常です
これは、他の新聞社の体操教室での話ですが
レッスン前に「先生が生徒の体温を計り、名簿に記入する事」が義務化された時に、
僕だけが反対、抗議しました、完全拒否です
名前は書いても、体温は書きません
理由は、生徒が女性が多いからです
小学生、中学生、高校生、大学生、専門学生、社会人と、女性がたくさん、僕の生徒にいます
このブログは父兄でも母親が見ていてくれると思うので、お気づきの方も多いと思いますが
女性は周期的に体温が変化します。何℃か体温が上がる時があるのです
毎週生徒の体温を付けるという事は、半年もつけていれば37℃以下の平熱でも高い時が発生します
そこから体調の周期を、男性の先生が知れる状態なんて「気持ち悪い」と思いませんか?
むかし、頭髪検査で女性の前髪を勝手に切ったり、スカートが長いと言って物差しで計ったりとか
それを男性教師がやっていたわけです、あきらかに異常で気持ちが悪い光景です
それと何が違うのでしょうか、なので僕は新聞社の理事にまで抗議しました
理事はこう反論しました
「しかし、私どもも、例えばチアの発表会などで係員として行った時、男性の私でも検温はさせて頂いております」と
僕はこう反論しました
「それは周囲に他の係員もいるからです、
仮に男性係員のみであったとしても、二人以上いるのであれば、互いに監視ができる状態ですからいいでしょうが、
男性教師が一人しかいない状態で、女子生徒の体温を測定するのはありえません」
続けて
「警察官ですら、二人以上で行動し、互いを監視し合っているのですよ」
「男性教師と女子生徒の間にこれまで何度もの間違いがあったのは知らないわけではないでしょう、それは全て男性教師の気の迷いです」
その気の迷いは、先生と生徒が二人きりでいる状態から生まれるものです
よって、連絡先の交換はもってのほかで
更には、マンツーマン指導でも密室にはならないようにドアや窓を開けておくべきです
僕は絶対に、生徒と同じエレベーターには乗らないようにしています
「お先にどうぞ」と言って、生徒を先に行かせます
なので、この
「男性教師が女子生徒の体温をチェックする」という行為は、
コロナによって盲目的になったがために発生した間違った行為であると主張しました
これがルールとして統一されると
他の教室で「気の迷いを起こす男性教師が現れる可能性がある」と強く主張する事で、
この件は「輪島先生の講座のみ検温は免除」になりました(笑)
他の講座では今でもやっているのでしょう・・・・・・
そもそもここまで頑なな検温は感染予防対策ではなく
「あとから組織が責められないための防衛手段」でしょう
本当に生徒のためにやっているとは到底思えません
それに熱のある人が体操講座来ますか?(笑)
さすがにそこは人間同士の信頼関係だし、僕の目は節穴ではないので、37.5℃の熱がある人は分かりますって
指導職にある人間は、人の体調変化を見抜けないと、事故が起こりますから
これが映画館や劇場で、どうしても見たいから内緒で観覧したい人は現れるかもしれません
ですが、熱があるけどどうしても今日はバク転がしたい、なんて人はいませんし、
いたらその人は「迷惑行動を起こす変な人」ですので、やはり他の事で問題を起こす人です
と、いう事で、まとめますと
「みんなやってるから」「前からこうだから」という考え方の先生は本当に危険で、
そういう考え方の先生のそばにいると、いつか生徒が事故に巻き込まれます
なので、明日は我が身という事で、自分を律するためにも、命の現場では冷静に
他人も自分も客観視しないといけないと思うのです
以上です。