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国歌斉唱の意味

こんにちは校長の輪島貴史です
卒業式・入学式のシーズンですので、今日は国歌斉唱について持論を解説させて頂きます

学校行事で何度も国歌や校歌を歌いますよね
父兄の皆さまも子供から「国歌って何?」「なんで歌うの?」と聞かれた事もあるかと思います
その時にどこまで明確に説明できるかという話なのですが、
入口としては「そういうものだから」でいいと思います
組織は大きくなる程に「歌」があります
「校歌」「社歌」「応援歌」「テーマソング」「主題歌」など、その組織や作品となる「歌」があるものなんです
その中の一つに「団結」というものがあります
団結力を高め、仲間意識を持つための歌を「アンセム」といいます
球団などにもアンセムがあります
野球だと阪神タイガースの六甲おろしは有名ですね

人はいろんな組織に属していますが、日本人は皆、日本という組織に属しているので、まず国籍があれば日本人です
でも国籍があるだけで日本語がしゃべれないアメリカ在住のスポーツ選手がいますよね
野球ではヌートバー選手、テニスでは大坂なおみ選手です
もちろん国籍が日本人であればそれで国際試合で共に戦えますので、それで十分なのですが
逆にいえば日本国籍を持っていなくても、日本に生まれて日本に住んで日本語しゃべってたら、
何人だろうと、肌の色が違おうと、日本人だと思うんですよね
(国からの補助がどこまで出るか、というのはまた別の問題なのでここでは割愛します)

そしたら日本人である事の定義の中に、日本国籍、日本語がしゃべれる、の次に「国歌が歌える」というものがあります
学校行事では国歌を歌う事が、社会の授業であり、国語の授業であり、音楽の授業になっていると思うのです

だってね、もし、国歌が歌えないとか、歌えないにしても、
聞くのも嫌だとか、同席できないとか、騒音で邪魔してやるとか、そういう人と「お付き合い」できますか?
僕はできないです、さすがにごめんなさい
そういう人とは、国歌斉唱以外の、どの場所で、輪を乱すか分からないので、
一緒にいるのは互いのためにならないと思います
つまり国歌を歌えない、歌わない人は「日本人であって、日本人ではないのかなあ」
と思えてしまうんですね

でもそこまで深く考えなくていいんですけどね
よくわかんないけど学校で歌ったよね、歌詞もよくわかんないけど
おっかけで歌うくらいならできる、でも十分です。

そこで今日は知っているようでよく知らない国歌の歌詞の意味を、
輪島式の解釈で解説します

まず状況ですね、どんな状況で歌うのか、ですが
学校だと授業の一環でもありますので

今回は、スポーツの試合にさせてください
サッカーの試合、野球の試合で、試合前に国歌斉唱する時があります。
「日本人同士がチームに分かれて試合をする状況」です

『君が代』

君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌をとなりて こけの生すまで

あなたと私の関係、その時代は (君が代は)

できれば100年も1000年も、なんなら永遠に(千代に八千代に)

まるで小さな石が集まって大きな岩になるくらいになり(さざれ石の巌をなりて)

それがしばらく放置されてこけが生えるくらいになっても、それが風流で美しさを感じる関係でありたいですね(こけの生すまで)

という解釈をしてみました

つまりですね、これがプロ野球の 巨人vs阪神 だとした時に
まあ、けっこういがみ合ってるイメージありますね
正直どちらかというと、阪神側の敵対視が異常に強いイメージがありますが・・・

それでも日本人同士ですよね

そんな時に最初に「国歌斉唱」を、その解釈でいうと
選手も観客も、小さな石です。それが集まって、阪神巨人という大きな二つの岩になり
中には形の悪い石も、見栄えの悪い石も、虫が混ざっていたり、もろかったり、いろんな石もあります
そして汚れができると菌も繁殖し、こけもできます
でもそのこけを無理に洗い流す事なく、そのままでいいのです
それが時間が経った時に、立派な歴史となり、あのデッドボールや誤審で乱闘になった試合でさえも、
一つの歴史として語り継がれ、今に活かされます
これから私たちは日本人同士ですが、左右に分かれて戦います
しかし、仮にデッドボールや誤審があっても、言い合うまではよいですが、
「一線」だけは越えないようにしましょう。

という一線を越えないための決意表明として「国歌」があるのだと、
プロ野球を見て、高校生ぶりに国歌斉唱した時に思ったんですね
そう思ったら、国歌とはなんて尊いのだろうと感じました。

だって、これがもし巨人側のファンが
「阪神と一緒に歌えるか!聞けるか!」
といって起立や脱帽を拒否したとしたらどうでしょう
そんな事はあるはずがないのですが、もし、そんな事があれば
その試合は決行してはいけない気がします
きっと、デッドボールや誤審があると、乱闘がおこり、球場外でもファン同士の衝突起こり、最悪死人が出ます

このように、日本人同士の戦いは「国歌」がある事でそれを防いでいるといえるのです
なので、同じ日本人なのに国歌を拒否する人とはそういう問題が孕んでいるので「お付き合い」できないのです

これは体操教室のブログですが
この内容を見て
「いや、私は国歌斉唱では起立しません、子供にもそう教えています」
というご家庭は、うちとは合わないのでやめておいた方がいいと思うんですよね
もちろん、国歌うんぬんで、教え方が変わるわけではありませんし
こちらも接し方が変わるわけでもありませんし、こちらから確認する事もありませんが

このブログでそれを表明する事で「国歌反対派」の人は、うちには来ない方が
私たちにとっても、通ってくれる生徒や父兄にとっても、
長い目で見れば、将来の哀しい衝突を防ぐ事が出来て安心ではあるのです

このように国歌は歌詞の意味だけでも
「体操教室」の理念や考え方を伝える事が出来ます

というわけで今回は国歌の歌詞解説
日本人同士で試合をする時編
でした

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