こんにちは、校長の輪島貴史です
3月になり卒業・入学の時期も間近となった事で
新規体験、ご入会の問い合わせが増えております
このペースでいけば夏前には全講座満員となるため、お早目のご予約、体験ををオススメ致します
今日は、教育理念について以前の内容と重複しますが、再度述べさせていただきます
まず、2年前にコロナ禍に突入する時から声を大にして言っておりますが
『子供の教育を止めてはならない』という事です
私は教育者として、政治や政党、政策を否定するつもりは一切ありませんので、
与えられた時代、どのような環境下でも『自分の信ずる指導をしていく』ただそれだけです
学校の休校、野外教室や大会の中止が未だに相次いでおりますが
その分、私共の教室は常に開いております
講師は技術指導時の飛沫感染対策としてマスクを着用しますが
生徒はマスクをはずしております
酸欠による身体や脳への悪影響は医学会でも取り上げられておりますが
私どもは最初からそうしてきました
激しい運動時のマスク着用は本当に危険です
また、誰も頑張らなくなってしまいます
講師も万が一の時に、生徒の身体を支えて怪我を防ぐためにコンマ何秒で反応するためには
せめて鼻呼吸くらいは常時していないといけません
休憩中や、何かのタイミングで1度くらいはマスクを外し
新鮮な空気を取り入れる流れで一瞬でも子供達に顔を見せるようにしています
子供は大人の表情から、言葉だけでは分からない情報を読み取りますし
数年後、お世話になった先生の顔を知らない、というのも何か違う気がします
人の顔を覚えられない人間に育ったり、実際の顔を知らなくてもコミュニケーションは問題無いという概念で育つのは、何か人間として恐ろしいものを感じます
何が言いたいのかというと
大人たちの間違った判断により
『あのコロナ禍での2~3年間はやり過ぎの部分もあった』
『当時の子供達には不自由な思いをさせた』
と、謝ったところで
当時6歳、現在9歳の子供の貴重な成長期の時間は帰っては来ません
当時10歳、現在13歳の、思春期に失われた時間は帰っては来ません
当時14歳、現在17歳の、青春期に奪われた時間は帰っては来ません
当時17歳、現在20歳で、大人になるまでの最後の仕上げとなる時間を逃した時間は帰ってはきません
理由は全て、『コロナだから』『命優先』ただそれだけです
2~3年後に訴えても、謝罪する大人は一人もいないでしょうし、
謝ってもらったところで、その時間は帰ってはこないのです
命を英語で『LIFE』というのであれば
人生も同じく『LIFE』です
医者や警察官、消防士の仕事が『人の命』に関わる仕事であれば
教師は『人の人生』に関わる仕事であり、英語にすれば同じLIFEです
同じLIFE、一体何が違うというのでしょうか
『人の人生』よりも『人の命』を優先というのであれば
それこそ命にたいする冒涜であると確信しております
誤解を恐れずに言います
なぜ、会ったことも無い、会う予定もない人達の命のために
いつまで子供達の人生の時間を犠牲にしなければいけないのでしょうか
誤解を恐れずに言います
私は、会った事もない、会う予定もない人達の命よりも
目の前の、そしてこれから出会う子供達の人生の方が大事です
ひどい!他人の命を軽視している!と思う人は、私と関わらなければいいだけの事です。
物理的にも精神的にも誰かを攻撃したことは人生で一度もありませんので、ご安心ください。
人はどこかに線を引いて生きています
国内の災害には支援しても、海外の災害には『そうなんだ』くらいにしか思わないものです
対岸の火事とはそういう事です
であれば、子育てに関しても
自分が送迎してまで習い事をさせたくない親もいれば
自分が送迎してでも良いと思った場所に通わせたい親もいるのです
『ここまではできるけど、そこまではできない』
それで良いと思います、人それぞれ、その線が違うところにあるだけです
しかし、他人に対して
『そこの線の引き方はおかしい』と非難する事は、相手の人生の冒涜であると考えます
そんな危険をおかしてまでバク転をさせたくない、親もいれば
そんな危険をおかしてでもバク転を習得させたい親、子供もいるのです
もし、『そんな危険をおかしてまでそんな事をするのはおかしい』と非難する人がいるのであれば
そんな人はオリンピック競技を見て楽しむ資格はないと思います
オリンピックレベルの競技はどれも、一歩間違えれば命に関わる危険があるのですから
私達の教育に対する線の引き方に賛同してくれた人が、講師を務め
共感してくれた方々が通ってくれています
これからもブレる事なく
『子供の教育を止めてはならない』と言い続けます
また、生徒にはチアリーディングをはじめ、ダンスを習われている子達が多いので
そんな子達が部活やサークル、他教室でのダンス中にマスクをしなくていい状況に戻って欲しいと願っております。