校長の輪島です
逆上がりが出来なかった子が、出来るようになるのが一番嬉しいです
バク転が出来るようになるよりも、逆上がりの方が嬉しいのです
我が子が「初めて歩いた!」みたいな感覚に近いのでしょうか
次は「卒園式」ですね
ここから先はめでたくはありますが、慎重になっていきます
小学生になれば通学で危険は増えます
中学生になれば受験や部活、人間関係で不安も増えます
高校生になればいわずもがな、行動範囲がさらに広がるので
渋谷の道玄坂とか新宿の歌舞伎町とかは行って欲しくはないですよね
あと友達の誘いで自転車で海とか川とか。
だからあまり手放しでは喜べなくなってくるんですよね
あまり親や先生が、喜び過ぎても子供は変な自覚を持ってしまい
まだ子供なのに「もう自分で出来る」と自己判断で、本当に危ない場所とか行ってしまうんですよね
高校生の川や海での事故はそうなのかなと思うので、大人は油断せずに厳しい目で見ていきたいですね。
こういった話の縮図が
逆上がりが出来ると大人はメッチャ嬉しいのに
バク転が出来てもそこまでじゃない、という話なんです
親は少なからず嬉しいと思いますけど
バク転はそこからさらに、慎重にならないといけないので
今日1回出来たとしても、じゃあ次は「一人でどうぞ」とはなりません
出来たからこそ、補助を外していくわけなので、さらに慎重にならないといけないんです
だからこそ、講師サイドは、バク転が出来ても嬉しいという感情は沸いてこないんです
でも逆上がりは嬉しいです
教室の位置関係も、保護者席の隣に鉄棒があるので、喜びが分かち合いやすいんです
プレイヤー、コーチ、観客の位置関係がこんなに近く密接な状況も珍しいです(笑)
そんなわけで、うちは逆上がりの成功率はほぼ99.9%
ほぼ100%ですが、出来なかった残りの0.1%は、残念ながら途中退会のケースですね
引っ越しとか、家庭内の事情とか、他の習い事の兼ね合いとかもあるので、仕方がないのですが
継続してもらえれば、そこはもう出来るようにさせてますので
逆上がりが出来ない、苦手な子は、一度ご体験くださいませ
輪島貴史