バク転練習方法

なぜAOAではバク転のレッスンで逆上がりをやるのか

こんにちは、バク転指導者の輪島貴史です

今日のテーマは鉄棒です

鉄棒、子供達が体育の授業で必須となる逆上がりは、得意な子もいれば苦手な子もいます

答えは簡単
「生まれつきの筋力」です
しいては「両親の筋力」です

生まれつき遺伝で筋力が強いと自分の体重を空中で支えクルっと一回転できるわけですが
筋力が弱いと一回転する前に落ちてしまうのです

この「クルっ」と回るの「クルっ」の瞬間にかかる重力の負荷はとても大きく
筋力に加え、「絶対に回るぞ!」という意思、気合も必要なのです
己を突き動かす強い意思、これは逆立ちで鍛えられるといっても過言ではありません

できる子は生まれつきできるのでここではよいとして

できない子ができるようになるにはどうすればよいのか

それは反復練習あるのみです

何度も何度も何度も、放課後から日が暮れるまで、できるまで公園で毎日練習した子は
その結果筋力がついていき、逆立ちができるようになったのです

正しくは、「逆立のやり方を覚えた」のではなく「逆立に耐えられる筋力が付いた」のです

いくらプロの選手・指導者から習ったところで一日では無理です
できない子にやり方を教えても、それを実行する筋力、できるようになるまで継続する意思がなくてはなんの意味もありません

また、逆上がりは、できない状態(途中で落ちてしまう状態)で練習するよりも
補助の器具や、補助をする人の手助けで回り続けた方が、回る感覚と筋力がついていくのです

つまり、最短でできるようになるには「正しい状態で回り続ける」という事が重要なのです

これを、一日30分、何度も何度もおこなうのです
この補助の作業、17~19時前後にご両親が毎日付き合うのは大変だと思います

そこで、体操の指導者がついて教えた方がよい、という事に繋がるのです

もちろん、平均レッスン時間の60分の中に、他のメニューもおこないますので
「マット運動、逆立ち、跳び箱など」

バランス良く鍛えられ、一つの事ができるようになると自信がつき、いろんな事が段々とできるようになっていくという仕組みなのです

あ、別に、「なので教室に通ってね」という営業をしたいわけではないですよ

僕の教室は東京なので、「通えないけど参考にしたい」という全国のご父兄に向けて書いています✎

よって、逆上がりができない子に
「練習してきなさい」と公園に行かせて、母親が見守る、というのでは、遠回りであり
けっこうなムチャぶりです
根性は鍛えられるかもしれませんが、今の時代はもっと効率よくやった方がいいです

近くに教えてくれる指導者、30分付きっ切りで補助について回してくれる先生がいない場合は、
補助器具を購入してあげる、という選択をお勧めします

子供達、みんながみんな完璧である事は難しいですが
せめて、知っていればできたはずの事ができないままで、自信を失う事にはなって欲しくないのです

そのための第一歩!
目指せ逆上がり、鉄棒に慣れよう!

でした。

 

Return Top